責任転嫁

要するに誰も責任を取りたくないだけなのでは?

以下リンク切れ対策のための転載です。元ネタはコチラ
計画的避難区域にある砕石場の石を使ったマンションの室内で高い放射線量が測定された問題を巡っては、原発事故から10か月たった今も、砕石場で採れた石を出荷する場合の放射性物質に関する安全基準が国から示されておらず、福島県内では、早急に基準を定めるよう求める声が挙がっています。

安全基準の必要性に気付くきっかけは原発事故後の去年5月にありました。当時、震災からの復旧工事を進めていた福島県は、国に対して砕石場で採れる石など7種類の建設資材について放射線量の数値がどれくらいであれば出荷できるのか安全基準を示すよう文書で要望していました。基準がないと復旧工事が滞りかねないことから要望したものでしたが、国からはセメントなど一部を除いては「検討を進めている」という回答にとどまり、基準は示されませんでした。さらに、今回問題となった福島県二本松市のマンションの室内で高い放射線量が測定された際も国の対応は後手に回りました。先月28日ごろ、砕石場を所管する経済産業省には、二本松市と別の省庁から「建物に使用されているコンクリートの材料が原因ではないか」という報告がもたらされましたが、経済産業省は「その可能性は低い」として、今月10日まで詳しい調査を始めていませんでした。こうした国の対応によって、福島県内の砕石業者など建設資材を扱う業者には大きな影響が出ています。県内の建設資材の安全性に対する不安の声が広がっているため、資材を扱う業者が放射線量を独自に測定する動きが相次いでいるのです。郡山市にある県の施設には建設資材の放射線量の測定の依頼が急激に増加し問題が明らかになって2日間で今月の検査の予約がすべて埋まってしまったということです。さらに砕石会社などで作る業界団体「福島県採石業協会」は、国に対し、出荷の際の検査方法や基準を設けるよう求めていく方針を決めました。こうした地元の声に対し、枝野経済産業大臣は、基準について検討する考えをすでに示していますが、住民の健康に関わる問題だけに国には早急な対応が求められています。
(NHK)
~転載終了~

一見すると「基準を決めなかった国が悪い!」と言いたくなるが、果たしてそうだろうか?
昨年5月の段階でで福島県が「基準が必要」と感じていたなら、その時点で県独自の基準を設けておけば良かっただけの話ではないかと思う。二本松市に関しても同じである。
部外者が言うのもなんであるが、現在の福島県は非常事態の真っ只中だと思う。
今そこにある問題に関して国が動いてくれないのなら県が、県がダメなら各市町村が動けばいいだけではないか。
「基準が無い」とお役人は言うかもしれないが、震災前から「100ベクレル/kg以上を放射性廃棄物とする」という基準は存在していた。8月には「8000ベクレル/kg以下は埋め立て可能」という基準を環境省が設けている。
(環境省の8000ベクレルという基準には個人的には反対なので)環境省の基準を参考にされてはたまらないが、(良し悪しは別として)すでに参考とすることができる基準は明示されていた訳だから、それこそ「暫定基準値」として福島県や各市町村が独自に基準を設定して規制することは可能だったはずである。

普段の状態なら「国に申請してますが動いてくれません」で済むかもしれない。が、今の福島県の状況はそんな呑気なことを言っていられる状況とはとても思えない。
今回の一件の影に「福島県の本音」が見え隠れしているような気がしてならないのだが、どうだろう。

よって今回の問題は、確かに大元は東電が元凶ではあるが、全てを東電と国のせいにして自らは動こうとしない福島県と、規制されなければ何もしようとしない企業による人災ではないかと思っております。

要するに誰も責任を取りたくないだけなんだな・・・きっと。

もっとも、砕石どころか生コンやセメントも疑わしいので、どの道汚染されてたのかもしれないが・・・と言ったらミもフタもないか(笑)

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この記事へのコメント

2012年01月22日 01:20
こんばんわ。この関連に関して記事を書きましたが
その記事に書いた通りの考えで
放射線が飛びまくってる最中に建物を建造しようと言う時点から間違っている…と私は思います。

今の現状だって、事故前から比べたらトンでもない放射線の値ですが(いわきで4~6倍、それも自然放射能ではない)

あの当時なんて拡散予想が無くとも県内各地で、とんでもない数値が出てましたし、いわきでは屋内退避まで行っていました。

(中通りは、それすら無かったですけど)

放射線が高いのと、その放射線の半減期は調べれば即分かる事。

そんな最中に立てれば屋内が放射線マミレになる事。
外じゃないので風で飛ばされ減る率も低い事。

今でも建築ラッシュで、あちこち集合住宅を建ててますが
正気の沙汰じゃねぇなと思ってましたよ。

大体建てる際に、資本主義ですから誰かが金を出す訳ですが、そんな汚染建築したら、損をするのは金を出す人間です。

自分の金をドブに捨てたいなら別ですが
苦労して稼いだ金を、良くも考えずに
目先の利益に飛びつく大家が1番悪いです。

このアパート以外にも
事故当時基礎まで出来てて、そこに家を立てたら
基礎から方放射線が出て除染に幾ら掛かったとか
東電が、その費用を出さないとか言ってましたが
「そんなの当然」ですって。

今はそんな時期ではないって中止する事を何故にしなかったのか?
(建築中であっても、途中でやめる決断、もしくは、その段階で県や弁護士に相談とか)

結局1番悪いのは「結局お上任せの県民」です。
2012年01月22日 21:15
「お上任せ」という点ではどの県もあまり大差が無いように思います。
何回も記事にしてますが、山形では4月頃から被災地沿岸部の廃棄物、6月頃からは宮城の被災がれき(しかも放射性物質付き)が捨てられている事を知らない県民が少なくありません。
実は昨年の市長選の討論会で、事務局が質問を受け付けていたのでこの件に関する質問状を送ってみたのですが、ものの見事に無視されました(笑)
もう何処も彼処も腐りきってます。

結局、自分の身は自分で守るしかないと言う事なんでしょうね。

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